建築の眼 JAZZの耳 ; tetsuyakimura_weblog

木村哲矢建築計画事務所 木村哲矢 が  見たこと 聴いたこと 感じたこと

新緑の箕面滝道 と 巣ごもりのGW 2020

行楽地がどこも 「来ないでください」 と異例の訴えを行う今年のゴールデンウィーク。
外出自粛の中ですがとても良い天気に誘われて、まだ人気の少ない早朝に滝道に散策に行ってまいりました。
朝も6時でまだ人影もまばらかと思いきや、この時間帯は地元の方々のウオーキングタイムとあって結構滝道を歩く方々がいらっしゃる。巣ごもりのお子さんを伴ったご家族お揃いのウオーキング姿もあちらこちらに・・・。
屋外ですしまだ人も少ない時間帯かとは思えども、皆さましっかりとマスクをしての滝道散策、ちゃんと心得ていらっしゃいます。ウオーキングやジョギングでは呼吸も荒く、通常のソーシャルディスタンスよりも多めの5-10mとることを推奨と、帰宅後に読んだ朝刊にも書いてありました。
滝道沿いのお寺にもお参りしましたが、今はどなたも個人の事を祈るより世の中すべてのことをお祈りしていることでしょうね。

ニンゲン界ではこんな状態でも、山のみどりは今年も変わらず眼に美しい。
あちらこちらで立ち止まっては 朝の光線の中 新鮮な山の空気と 眼に染み入る新緑を吸い込んで 気分も爽快
8時過ぎには帰宅して朝食 後は巣ごもりの休日初日です。

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新緑の箕面大滝

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滝前のベンチも対人距離確保の対策がされています

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目に染みる新緑です

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年中赤いモミジと新緑のモミジ 鮮やかな競演

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箕面川の水面

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一昨年秋の台風で甚大な被害を受けた瀧安寺鳳凰閣(設計:武田五一 1917)も先頃修復を終えました

 * * *

巣ごもりが続く中、こんな状況の中でも出来ることが発信されています。

私のお気に入りで毎週のように通っていました兵庫県立芸術文化センターも3月1日にコンサートに出掛けたのを最後に、今後の見通しが立っていませんが、その芸文から先日メールが届き、早速見ました動画配信。
無人の大ホールに一人立って指揮棒を振る佐渡さんと、それに合わせてそれぞれの場所で演奏する団員の方々。
見ていて何だか泣けてきそうになってしまいました。
その時はでまだPACの演奏のみだったのですが、その後反響を呼んでどんどんと視聴者の方々の共演が重ねられ、それらを見るとさらにうれしいやら泣けるやら・・・
<HPACすみれの花咲く頃プロジェクト> はこちらです。

JAZZ AUDITORIA ONLINE も見ました!
4/30夜の小曽根真さんのLIVE配信、トラブルで演奏開始が少々遅れましたがその間の視聴者の方々の書き込みを見ているだけでもワクワクしてきましたし、そのモーレツな書き込みの合間に見える神野三鈴さんからのメッセージもLIVEならでは。
そうして始まった演奏は素晴らしかったし、足元に登場したネコさんもコンサートでは味わえない素敵なオマケ。
お昼には事務所でも流して、松永貴志さん (金ぴか好きなんだ!)や木住野佳子さん、その他多くの方々の演奏を楽しむことが出来ました。日本/海外を問わず、そして機材がなくとも i-phone でもLive配信できてしまうというのもスゴイ。

国立の劇場からも 「おうちでカンゲキ!!」 と題して
国立劇場からはこの3月の歌舞伎の公演 通し狂言 「義経千本桜」 の無観客上演の動画の配信がつい先日まで行われ、この4月に国立文楽劇場で予定されていました文楽での通し狂言 「義経千本桜」 と見比べるつもりで楽しく視聴しました。今はその国立文楽劇場から 通し狂言 「仮名手本忠臣蔵」 が配信中です。
新国立劇場からも 「巣ごもりシアター」 と題して上演されたバレエやオペラなどの記録動画が配信される一方、演劇部門からは 「巣ごもりシアター ~おうちで戯曲~」 として新国立劇場のために書き下ろされた戯曲を読んで楽しめるように公開されています。

いろいろな楽しみ方・参加の仕方が新たに生み出されつつあるこの時代
まずは同じ時間同じ場所で同じ空気を吸って参加できる日が早く訪れますことを願っていますが
それと同時にコロナ禍が終息したのちの世界にも引き続いて
表現の仕方・体験の共有の仕方に様々な幅がもたらされることは
この困難な状況から得られる貴重な所産であろうと思います。
  1. 2020/05/02(土) 19:15:48

数字の不思議

毎日報道では 新型コロナウイルス感染者数が公表され
新たな感染者数は +**人 と テレビの画面を見ていても
+(プラス) の表記ばかり
でも回復して退院された
-(マイナス) の数値もあるのでしょ?

新聞では
感染者数 全体合計 1112(12)
うち
国内居住者 416(6) 退院者69
クルーズ船乗船者 696(6) 退院者242
(読売新聞 3月7日朝刊 ( )は死者数)

1112 という数字が大きく一人歩きして深刻さを訴えていますけれど
どうもこの数字がよくわかりません (私だけ?)
感染者数とは 不幸にして亡くなった方々 と 退院された方々 とを含んだ数字なのですよね?
クルーズ船の方々の数を日本に含めるのも違和感を覚えますし
実際のところの現時点の日本国内で明らかになっている感染者って何人?
416-6-69=341 ってことなのでしょうか?

国別の数字も一覧が表示されていますが 国民人口の絶対数が大きく異なるのに一様に並べて数の多少をいうことも何か違うと・・・

客観的であるべき数字も選び方伝え方で様々なメッセージを含んでしまいます
報道でも +の数字であおるだけでなく -の数字で希望も伝えてほしいという気もします
まだその段階ではないということなのでしょうね
  1. 2020/03/07(土) 08:44:11

ブルータスよ お前もか!

美術館・博物館の門が閉ざされ
劇場・コンサートホールの灯りは消え
講座・講演会は催されなくなり
そして
図書館までもが・・・

ここ箕面市では本日6日から図書館も閉ざされてしまいました
大阪府立図書館は既に2日から閉ざされていた模様です

それほどまでにこの国では文化が国民市民に広く深くいきわたり
感染リスクが高まるほどに群衆密集を形成していたわけですね

そんな文化レベルの高い国が
やすやすあっさりその門をも閉ざしてしまうものでもあるわけですね

ウイルスの感染は脅威であるのはもちろんですが
衛生管理だけでは防御できない?かのごときことも露見し

集会が制限され
個人の活動が監視されあるいは公表され
いったい今はいつの時代?

閉ざすことはもちろん苦渋の選択であり 関係者の皆さまのご苦労ご心中ををお察しします
閉鎖の期間も明示はされてはおります
けれども果たしてその通りに再開されることやら
閉ざすことよりも開くことの方ははるかに重く困難な判断です
いったいだれがどのような基準で正しく判断してくれることでしょうか

 * * *

かつて訪れて感銘を受けました青森の黒石ほるぷ子ども館
随分以前に記事にも書きました
設計者(菊竹清訓氏)は図書館の入り口に手洗い場を設けています

子供たちは元気に外で遊びなさい
そして皆の財産であり先生でもある本を手に取る前には汚れた手を洗いましょう

正しく美しい作法です
そしてこれは決して特殊な事例ではなく
日本の図書館で広く行われていた当たり前のマナーであると思います
箕面の図書館にも入り口付近に手洗いが設けられています

理性ある行動と
適切な衛生管理だけでは困難な状況にまで来ているのでしょうね
ウイルス以上のものに侵されてしまっているようにも感じる毎日です


 * * *

専門家でも未知が多いらしいこの騒動
楽観的に過ぎず悲観的にも過ぎず とはむつかしい身の対処・・・

図書館の閉鎖は子供たちの居場所を一つ奪うこととなって残念ですが
一方
子供たちの居場所としてお店やお寺などを開放したり
あるいは食事を提供したり
などのサポートをされる多くの民間の方々が各地にいらっしゃることには本当に頭が下がります
多くの善もまた広く伝播していると感じます

 * * *

図書館のとられている態度 にもいろいろあるようです 特に調べたわけでもありませんが・・・

不特定多数の人々が閉ざされた空間に集うことのリスクを避けるために 閉館 とする図書館
学校閉鎖の趣旨を重んじて児童生徒には自宅待機と図書館利用の自粛を促し その上で一般利用者のために開館を続ける図書館
消毒・滅菌を可能な限り尽し 学校が閉鎖された児童生徒の受け皿としても 子供も大人も通常通り受け入ようと試みる図書館

いずれが正しく いずれが間違っているわけでもありません
図書館規模にもよります
答えの出ない問題です

このような 答えの出ない問い というものについて様々な立場から考える まさに長い春休みの重い宿題です
  1. 2020/03/06(金) 22:16:35

2020年が明けました

2020年が明けました

大阪箕面では東の空に雲がありましたものの幸い初日の出を拝むことが出来ました

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今年の賀状です

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朝日を浴びる大観荘の渡り廊下です

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別デザインも朝日の大観の間とその庭です

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文面欄です

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます


  1. 2020/01/01(水) 11:27:12

2019年を振りかえって

令和の幕が明けました2019年も間もなく閉じようとしています。
今年を振り返ってまず思い出されることは

1月に訪れた熱海の 「大観荘」
7月に観た 「塩田千春展」
9月に聴いた 「酒井 茜&マルタ・アルゲリッチ ピアノ・デュオ・リサイタル」

です。

大観荘は見所がありすぎてのんびり温泉につかる暇がなかった・・・のが残念!どこに目を向けても材料やその取合いに一癖二癖あり、目が離せませんでした。いわゆる建築家の空間性云々・・・ではなく、純粋にモノと手ワザによる歓びに満ち溢れていました。
塩田千春展ではもう会場に足を踏み入れた途端に理屈を超えて瞬時に精神が別世界に持っていかれる、まさにホンモノの芸術のみが持ちうる圧倒的な力を感じる体験でした。
酒井 茜&マルタ・アルゲリッチ ピアノ・デュオ・リサイタルではお二人の緊密で刺激に満ちたピアノの応酬に酔いしれました。
いずれもその時々に記事に記しましたが、今思い返してもその時の感情が生々しくよみがえります。

2019taikanso.jpg2019塩田千春展2019酒井茜_アルゲリッチ
大観荘塩田千春展酒井 茜&マルタ・アルゲリッチ
ピアノ・デュオ・リサイタル


  * * *

建築も折を見ていろいろと尋ねることが出来ました。
残念ながら年々と姿を消しつつあります村野藤吾さんの建築、今年も何件か訪れましたがいずれも味わい深く艶があります。
ルーテル神学校の群としての造形やチャペルの天井、志摩観光ホテルの木組みや障子の意匠そして階段、旧大庄村役場の塔屋天井裏のレリーフ、尼崎市役所の窓回りや議場棟の壁面構成など、宝ヶ池プリンスホテルも含め幅広い建設年代のいずれの時期を見ても自由な意匠への尽きせぬこだわりに驚かされます。
尼崎市役所見学のほんの数日後にはガソリン放火騒ぎがあり、京アニの惨事や数年前やはり村野さん設計の宝塚市役所放火事件が思い起こされましたが、大事には至らず安堵しました。

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旧大庄村役場 (1938) 塔屋

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塔屋天井裏

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尼崎市役所 (1962) 低層棟

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尼崎市役所議場棟

それ以外では
大学セミナーハウス、所沢聖地霊園、神奈川県立音楽堂、京都国際会館、群馬県立美術館などが印象に残りますがいずれも築数十年を経た昭和の名建築、ノスタルジーなどではなくやはりこの時代の建築には確かなリアリティを感じます。
そして長年の懸案、ようやく群馬高崎のレーモンド:井上房之介邸と群馬音楽センターを訪れることもできました。素朴な中に真実がこもる空間でした。レーモンドでは銀座の教文館ビルにもチラリとだけ立ち寄りました。

年末に訪れました倉敷での浦辺鎮太郎建築展 「建築家・浦辺鎮太郎の仕事 倉敷から世界へ、工芸からまちづくりへ」、倉敷アイビースクエア内の古い工場を改装した展示会場で見る図面と模型の数々、一歩外に出れば周りに点在する実物の建築とセットとなってまるまる一日見入ってまいりました。京都大学建築学科卒の建築家として学生時代からその名は身近でしたが、若い時分にはその魅力はまったく咀嚼できず素通りしてまいりました。この歳になり改めて見ますと気づかされることが多くあります。大原美術館分館の倉敷の伝統を現代的に再構成した造形は今の眼で見ても斬新で、特に敷地外南側の細い路地の景観は素晴らしく、また、倉敷国際ホテルのコンクリートを用いた繰り返しの外観は、機能と伝統と現代とを見事に融合させて、今更ながら感じ入りました。ホテル内部フロント周りはコンパクトながら心温まる造形で、吹き抜けを飾る棟方志功の大板壁画もさることながらその脇の階段の撫でまわしたくなる手摺壁やフロント前の天井やエレベーター周りのモザイクタイルの意匠など手の痕跡の残る幸せな時代の建築でした。

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浦辺鎮太郎建築展会場風景

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大原美術館分館 (1961)

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倉敷国際ホテル (1963)

もちろん現代の優れた建築 多摩美術大学図書館、武蔵野美術大学図書館、近畿大学アカデミックシアター、神奈川工科大学KAIT工房、狭山湖畔霊園などでは新しい建築の成り立ち方に興奮し新鮮な空間感覚を呼び覚まされました。大阪芸術大学アートサイエンス学科棟では、内外の空間の視覚的なつながり方がとても斬新でした。設計時にあたって大学からは機能的な要求が一切なく、それに応えて特化した機能のない空っぽの空間と造形のみを提示した設計者、それを具体化する最新の技術など、単純で複雑な(?)造形に潜む様々な応酬や、まだまだ使い方を模索中です、という大学側のお話しなどはとても興味深いものでした。すぐ横に建つ塚本記念館との建築の造られ方と時代性の差異が際立ち、それぞれの魅力が立ちのぼっています。

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大阪芸術大学アートサイエンス学科棟 (妹島和世 2018)

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大阪芸術大学アートサイエンス学科棟内観

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大阪芸術大学塚本記念館 (高橋てい一 1981)

  * * *

お陰さまで今年も多くの舞台や演奏会に触れることが出来ました。
「罪と罰」 は印象深い舞台でした。あの長大な物語りを転換のないセットの上で見事に組み立て、雑然とした雰囲気と様々な登場人物とが入り交じり、繰り広げられる生の演奏もあいまって、まさに演劇ならではの時空間が生み出されていました。
「キネマと恋人」 は2016年の初演も楽しく見ましたが、今年の再演ではその時以上に物語りに引き込まれて見入ってしまいました。こんなに幸せな心地で劇場を後にできるお芝居というものにはなかなか出会えません。発想元のウディ・アレンの映画 「カイロの紫のバラ」 もDVDを購入して観ました。同じ報われぬ結末でありましてもKERA版の方には脚本家にも劇中にも愛があります。
ほぼ40年ぶりに観る 「奴婢訓」 ではよみがえるその当時の想いと交錯しながら異世界に浸り、「お気に召すまま」 の客席までも存分に用いた縦横無尽のお芝居ではあちこち忙しく首を回すのに時を忘れ、「神の子どもたちはみな踊る」では私自身が本を読み聞かせしてもらっている子供の如くなり (木場勝己さんのかえるくん、お似合いでした!)、「Q」 での野田秀樹さんの物語りをつくり出す魔法に酔いしれ、「世界は一人」 での松たか子さんの歌声に聴き惚れ、「死と乙女」 の宮沢りえさんのセリフに圧倒されました。
年末には初演時の評判に心惹かれて 「荒れ野」 を豊橋に観に出掛け、僅か一夜のなかにぎゅっと詰め込まれた6人の男女の感情の動きに感じ入りました。小林勝也さん、「お気に召すまま」 でも年齢性別を超えた不思議な役柄でとてもよかったのですが今回の “先生” も見事な不可思議感!

2019罪と罰2019キネマと恋人2019お気に召すまま2019神の子ども
2019nodamapQ.jpg2019世界は一人2019死と乙女2019荒れ野


文楽では一年を通し4月7月11月と三回に分けて行われた通し狂言 「仮名手本忠臣蔵」 がさすがに見応えあり存分に楽しめました。当初3つに切るの?通しにならないじゃないの・・・などと思いはしましたものの、ひとたび幕が開いて見入れば頭の中ではすぐに前回からの続きとなりました。夏の大阪市立大学上方文化講座で取り上げられた 「心中天網島」 がすぐあと11月の本公演で観られたのもうれしいことでした。
歌舞伎では京都南座で9月に上演された通し狂言 「東海道四谷怪談」 が役者の魅力と相まって楽しく観劇、通しとは言いつつ上演時間の制限ですよね、途中の段の割愛が少し残念。

201911月文楽2019通し狂言 東海道四谷怪談


コンサートでは
今年も5月の高槻ジャズストリート、二日間にわたって桑原あい・山中千尋・大西順子と存分にジャズピアノを浴びてきました。同じ5月ブラッド・メルドーがトリオで兵庫芸文大ホールに来てくれたのもうれしく、魔術にような指の繰り出す音楽に浸かり、その芸文大ホール12月での 「PAC meets OZONE」、小曽根 真さんと兵庫芸術文化センター管弦楽団によるピアノ協奏曲第9番 「ジュノム」 は、もう一体次には何が飛び出すやら!?というワクワクドキドキ感満載のモーツァルトでした。小曽根さんでは舞台 「組曲虐殺」 での生演奏も素晴らしかった。第一幕後半井上芳雄さんの哀切な独唱での伴奏はふるえるものがありました。
2年間4回をかけて行われた 「河村尚子 ベートーヴェン紀行」 「菊池洋子 モーツァルト音のパレット」 はめでたく皆勤賞、その締めくくりとして11月には下野竜也さんの指揮でそれぞれの協奏曲に加えモーツァルト:2台のピアノのための協奏曲というお楽しみもありました。

2019takatsukijazz.jpg2019ブラッド・メルドー in Japan 2019PAC meets OZONE20192人の協奏曲


読書では
何といっても川上未映子さんの 「夏物語」 の筆の力にひれ伏しましたのは記事にも書いた通り。
WOWOWオリジナルドラマが実に見ごたえありました 「坂の途中の家」、やはり原作に力があるとドラマも一味も二味も違うなあ、と刊行時に読みました角田光代さん原作を改めて再読しました。
小川洋子さん 「小箱」、とても静謐な小川ワールドを堪能。

2019natsumonogatari01.jpg2019natsumonogatari02.jpg2019坂の途中の家 角田光代2019小川洋子 小箱


  * * *

今年もすっかりと楽しませていただけました。
設計の仕事の方では味わいあるお住まいの改修などを進めさせていただき、明年にはその姿が立ち現れることを楽しみにしています。
5月には出江寛先生の米寿のお祝いをOBOG一同で催すことが出来、先生の衰えぬ意欲に触れる刺激に満ちた一夜でした。

まもなく2019年も暮れゆこうとしています。
本年もどうもありがとうございました。

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大阪箕面の2019年の日没
西の空は雲で覆われ日の入りを拝むことはかなわず
南の空には三日月が雲に見え隠れしつつ輝いていました
  1. 2019/12/31(火) 17:45:52
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