建築の眼 JAZZの耳 ; tetsuyakimura_weblog

木村哲矢建築計画事務所 木村哲矢 が  見たこと 聴いたこと 感じたこと

観劇・感激 「フィガロの結婚」 「聖地 X」

この週末、続けて二本のお芝居へ

土曜日 兵庫県立芸術文化センター
井上道義 X 野田秀樹 モーツァルト 歌劇 『フィガロの結婚』 ~庭師は見た!~
このところクラシックを聴くようになっても歌物は苦手、ましてオペラなんぞ全くもって異次元のもの、と思っていましたが、野田秀樹と聞いて、これは何としても観てみたい!と・・・

面白かった!
観ていて、観おわって、ともかく楽しい、そしてわかりやすかった!

設定を黒船来襲時代の長崎に置き、伯爵・伯爵夫人・ケルビーノは西洋人俳優ですが、他は日本人俳優、その日本人俳優は役名ももじった和名であれば衣装も和装、語る言語も歌う歌ももちろん日本語。対する西洋人はすべて原語のイタリア語+背景字幕付き、これらの日本語台詞歌詞はいずれも野田秀樹がこの舞台のために訳し上げたもの。これらが実に何の違和感もなく混在して一つの物語世界を成しています。
野田秀樹らしい言葉遊びに溢れ、複数の俳優が同時にそれぞれの歌を重ねるあたりなど、対句的な遊び言葉がとても効いています。舞台装置もゆるく前傾した舞台上に3つの箱のみ、3時間近い物語全編をこれのみで、あとは棒と紐を巧みに用いて、さまざまな場面を想像力豊かに創りだしていきます。
3階席からでしたので、舞台床面を照らす照明の美しさや、オーケストラピットの譜面台の灯りなども幻想的で、眼に新鮮でした。

もう一度観たい!
秋公演は関西には来ないのが残念・・・

それにしても・・・ですが、物語の結末、あんなに単純にあっさりと、ハッピーエンドで閉じてしまっていいの?

figaro_20150606.jpg
関連サイト http://l-tike.com/classic/figaro/

   * * *

そして日曜日 ABCホール
イキウメ 「聖地 X」

毎回不思議な演劇的世界を描き出してくれる前川知大さん、今回もまた地霊と人の記憶とが絡み合って、別個体の人間に複製(分散?)されるという物語、「ドッペルゲンガー」 というのだそうですけれど・・・
演劇的でシンプルな舞台装置、不思議な展開を興味そそられ見入りました。

seichi_x_20150607.jpg
イキウメ 公式サイト内 「聖地 X」 http://www.ikiume.jp/pdf/seichiXkouengaiyou.pdf
  1. 2015/06/07(日) 18:33:28
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