建築の眼 JAZZの耳 ; tetsuyakimura_weblog

木村哲矢建築計画事務所 木村哲矢 が  見たこと 聴いたこと 感じたこと

東海道四谷怪談

いまだ興奮が冷めやりません。
「東海道四谷怪談」 観てきました、その帰りの電車内です。
今年といわず過去に観たすべてのお芝居の中でも間違いなく筆頭に位置する素晴らしい舞台、演技も演出も舞台美術も、どれをとっても素晴らしい、全く目が離せない、息つく間もない、という感じで舞台に釘づけでした。

伊右衛門演ずる内野 聖陽さん、ワルイのだけれど憎めない
お岩演ずる秋山 菜津子さん、コワくて美しくて哀れ
お二人を取り巻く役者さんたちのそれぞれも曲者揃い
お梅には参りました・・・

第一部の四角い布の床と背景のやはり白い大きな長方形、これだけであらゆる情景世界が創り出せる、まさにお芝居の醍醐味
その白い板に血としての墨汁が滴り落ち、そしてそこにさらに墨汁がぶちまけられる、その瞬間には鳥肌が立ちました
第二部は舞台前方に川(ピット)が設けられ、それ以外は何もない舞台
けれどもそこにまた前面に白い壁が現れ、それがまた単純ながらも素晴らしい仕掛けに満ち・・・
捕り物の場面での一面の雪も見ごたえありましたが、最後クライマックスのシーンでのお岩の絶叫と、凄まじく降りそそぐ雪の、その圧倒的な量による美しさ!

もう観客全員総立ちの割れんばかりの拍手に、繰り返されるカーテンコール

演出家って何もない活字から本当に凄い世界をつくりだす人ですね
原作 鶴屋南北 上演台本 フジノサツコ
そして演出は 森 新太郎
素晴らしい 「東海道四谷怪談」 でした。

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ちなみに舞台美術は野田地図でもおなじみ堀尾幸男さん



  1. 2015/07/02(木) 20:36:53
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