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木村哲矢建築計画事務所 木村哲矢 が  見たこと 聴いたこと 感じたこと

チック・コリア&小曽根 真 ピアノ・デュオ プレイズ・アコースティック

チック・コリア&小曽根 真 ピアノ・デュオ プレイズ・アコースティック
聴いてきました!

ステージに並んだ二台のコンサートピアノ 向かい合わせにぴったりとくっつくように置かれた様を見ただけでもう何か、火花の散るような緊迫感とも、あるいは親密さともが感じられ、ワクワク状態
そして開演を迎える緊張の間・・・
なんとチックと小曽根はそれぞれ客席後方から、通路を両側のお客さんとハイタッチしながらの登場!もうそれだけでホール全体が興奮の渦!
ステージに上がったチックはスマホを客席に向けてパチパチ撮って場を和やかにするなど、さすがに超大物らしい手慣れたステージでの振る舞い

予定されたプログラムは一切なく、すべてがチックと小曽根とで瞬時に臨機応変に進められるというこの日のステージ
黒いシャツのチックが向かって上手(客席から見て右側)のピアノに、赤いシャツの小曽根が下手のピアノに座り、ひとたび演奏が始まれば、どんな展開になるのだろう?と一瞬一瞬聞き耳を立て
オープニングのとてもスリリングな演奏の後、二曲目にはサムワン・トゥ・ウォッチ・オヴァー・ミー、ところどころにかすかに原型のメロディーが顔ををのぞかせるのみ、大きく変形されたものでしたがとてもよかった!
ピアノデュオってCDでは演奏のどの部分をどちらの人が弾いている?ってよくわからないのですが、さすがに生のコンサート
一音一音、どちらが仕掛けてどちらが応える、というのが当然ながらすべてわかるので、視覚と聴覚総動員で楽しめます
その後も自由で挑戦的な演奏が繰り広げられ、チック若い!落ち着くところに落ち着こうなどという地平には決して収まらず、どんどんと新しいことに挑み続けている! と端々から感じられました
ほんと、チックっていくつ? もう結構なお歳ですよね
そしてチックがそんな歳だから、客席も結構な年齢層、もちろん若い方もいっぱいですが、このお歳でこんなコンサートにくるんだ!ってその精神の若さに驚かされるようなお見かけの方々もいっぱい

この日の会場は兵庫県立芸術文化センター、小曽根のご当地とあって親族の方が多数お見えで、第二部はチックが小曾根のファミリーにデディケイトする、と客席内のご家族の方々が紹介されました
アンコール曲の スペイン ではもうホール全体が一つとなっての盛り上がり
カーテンコールでは二人がそれぞれ前列のお客さんと握手したり写真撮ったり
楽しい楽しいコンサートでした

20160522chick-ozone.jpg

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この日の演奏(芸術文化センターサイトより転載)

チック・コリア&小曽根 真 ピアノ・デュオ プレイズ・アコースティック
●演奏曲
*1st SET
インプロヴィゼーション
ガーシュイン: サムワン・トゥ・ウォッチ・オヴァー・ミー
バルトーク: 「ミクロコスモス」より7つの小品の短いカノンとその転回
モーツァルト: 2台のピアノのためのコンチェルト 第2楽章
小曽根真:スナップショット
*2nd SET
チック・コリア: スパニッシュ・ソング
モーツァルト: 2台のピアノのためのコンチェルト 第1楽章
小曽根真&チック・コリア: コトレア
チック・コリア:2台のピアノのためのファンタジー
*アンコール
チック・コリア:スペイン

日 時 2016年5月22日(日)
開 演 15:00
会 場 芸術文化センター KOBELCO大ホール

  1. 2016/05/22(日) 22:04:30
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