建築の眼 JAZZの耳 ; tetsuyakimura_weblog

木村哲矢建築計画事務所 木村哲矢 が  見たこと 聴いたこと 感じたこと

箕面の紅葉 2016

今朝ほどの地震と津波
遭遇された皆様には心よりお見舞い申し上げます

こちら大阪箕面はそんな緊迫感も程遠く穏やかな秋の日
東日本の方々には申し訳なくも
天気がいいので午前中ちょっと滝道へ
先週から急に色づいた山並みを 事務所の窓から眺めつつ先週は足を向ける余裕がなく・・・
けれども滝道に入っても今年は色づきが悪いのか、冬枯れの様相
瀧のところもまったく冴えない景色でした
それでも道すがら、わずかでも色づきのよい樹を見つけては秋を楽しみます

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みのお弁財天のお堂で気持ちよく寝入る猫さん


  * * *

一昨日の日曜日
安藤忠雄さん設計の「日本橋の家」(金森邸) を見学
前を通りがかったことは何度もあっても内部を拝見するのは初めて
間口が狭く奥行が非常に深いかなりの鰻の寝床状の敷地に建つ都市住居、住吉の長屋の立体版のような造り
苛酷な条件の中にぎゅっと凝縮された驚くほど豊かな空間
さらに驚くほどの厳しい寸法感覚!!!
切り詰めに切り詰めたぎりぎりの寸法で成り立っています
ここまでも の寸法に圧倒されました
一つ一つの個室の極小さにも驚かされます
すべては限られた敷地寸法の中で 陽光を 風を 雨を 得るため の工夫と苦労

都市に住む
光を雨風を享受して プライバシーは確保して 都市に住む

よほどの覚悟がいるといいますか、もうほとんど修行に近い
修道僧の生活のようにも感じられました

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さてその後は 修道僧ならぬ山伏の御一行様を見に、すぐ近くの国立文楽劇場へ
錦秋公演千穐楽


今回の公演で期待に胸を膨らませていましたのは何といっても 「勧進帳」 で花道を用いた演出をするとのこと
文楽での花道って見たことがない
しっかりと花道脇すっぽん辺りの席を取って いざ観劇
物語としては 「艶容女舞衣」 にすっかり感情移入して魅入りました
そして 「勧進帳」 では最後の退場の場面 花道での弁慶の飛び六方
もう本当に間近で迫力満点!
主遣いの玉男さんのびっしりの汗の一粒一粒が
左遣いさん花道から落っこちないかお客さんの顔蹴飛ばさないか、という左足が・・・
そして退場のシーンでの見せ場はやはり弁慶の足か、足遣いさんの奮闘も本当に目の前顔の前で堪能
弁慶に限っては三方ともが顔を出して遣うという、それももっともだなぁと感じさせる大熱演
顔があって対象が認識されてこそ送れる拍手ですものね
もちろん割れんばかりの盛大な拍手で幕が閉じました・・・

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  1. 2016/11/22(火) 18:55:39
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