建築の眼 JAZZの耳 ; tetsuyakimura_weblog

木村哲矢建築計画事務所 木村哲矢 が  見たこと 聴いたこと 感じたこと

「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」 展

奈良国博の 特別展 「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」 へ行ってまいりました。
会期末に近づいて たいそうな混みよう、仏像の展覧会って地味なイメージでもっと空いているのかと思っていましたので、会場に入ったとたんに ちょっと尻込みしてしまいました・・・

仏像のどうこうというのはよくわかりませんのですが、どれも優美で美しく、敬虔な気持ちにさせられます。
快慶 というと私にはやはりどうしても東大寺南大門の金剛力士像の猛々しいイメージが強いのですが、数多くの阿弥陀如来像の優美な姿に魅せられました。

そして仏像の造形云々よりも一番魅入ってしまいましたのが、展示の照明!
仏像は、堅苦しいことを言えば鑑賞の対象ではなく信仰の対象であり、本来的にはお寺の堂宇の中で掌を合わせて拝ませていただくもの なのでしょうけれど、お寺の中では仏さまにもそれほど近寄っては見れませんし、何よりも薄暗い!
それに対しての、美術館での仏像の鑑賞 ということの醍醐味が存分に味わえる展覧会でした。
間近で見ることのできる仏像は、それぞれにそれに相応しい色味をおびた (と感じてしまったのですが、色温度それぞれだったのですよね?背景などの色彩の違い?) LEDの小さな照明でさまざまな方向からまんべんなく照らし出され、仏像のこまやかな質感が見事に浮かび上がっています。ため息が出てまいります。

会場を出た後引き続き、本館のなら仏像館にも立ち寄ったのですが、快慶の作法とか特徴とか とんと心得ぬわたくしでも、先ほどまで眼にしていた仏さまとは随分と様子勝手が違うなぁ と納得・・・

それにしても 仏像の展覧会
会場では、一つ一つの仏像に手を合わせてから鑑賞される方も何人もいらっしゃいました
そのようなお姿にも魅入ってしまう展覧会でありました

20170603kaikei.jpg
  1. 2017/06/04(日) 07:09:39
<<「超絶記録!西山夘三のすまい採集帖」 | ホーム | LPレコード>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tetsuyakimura.blog31.fc2.com/tb.php/526-ca48e1cb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)